愛し続けたら変わるという幻想│2回の復縁でやっと気づいた元彼の本音



元彼とよく温泉地を訪れ、足湯を楽しみました。






■「ずっと一緒にいる」

と信じていた12年





12年続いた元彼との交際は、

昨年1月、あっけなく終わりを迎えました。




別れ話の中で彼から返ってきたのは、


「籍を入れるつもりはない」

「みさこがストーカーになると思った」


という、信じられない言葉でした。




長い年月を共に過ごし、

楽しい思い出もたくさんありました。



だから私は、


「もう一度やり直せば

変わってくれるかもしれない」と思い、


2回の復縁を選びました。




でも、復縁後の彼は、

以前にも増して自己中心的に

なっていったのです。






■「全部割り勘」

に変わった旅行




彼はあるとき突然、


「みさこが貯金をするから、

これからは全部割り勘にする」


と言い出しました。




それ以降、旅行では、

うなぎ・寿司・焼肉など

高級料理ばかり食べ歩くようになりました。



私は何度も、


「車に調理器具があるんだから、

たまには自炊しようよ」


と提案しましたが、いつも


「面倒くさい」


の一言で終わりでした。




節約したいという私の気持ちや

生活事情への配慮は、

ほとんど感じられませんでした。






■睡眠障害があっても、

深夜までの移動




私には睡眠障害があります。



それを彼は知っていたはずなのに、

車中泊の旅行では、

「もっと遠くまで行ける」

と言って、目的地への到着が

夜中0時を回ることも

珍しくありませんでした。




到着後は、そこから足湯に入り、

洗顔や歯磨き。



体を休めるどころか、

さらに疲れが積み重なっていきました。




私は何度もつらさを感じていましたが、

彼は自分のペースを

変えることはありませんでした。






■体調不良でも、

お見舞いは一度もなかった




私が体調不良で、週末の旅行に

行けないこともありました。




そのことを伝えると、

彼は特に心配する様子もなく、

一人でスキーへ行っていたようです。




12年という長い付き合いの中で、

彼がお見舞いに来てくれたことは、

一度もありませんでした。




「大丈夫?」

その一言すら、ほとんどなかった気がします。




私はそのたびに、

深く悲しい気持ちになっていました。






■常備薬を忘れたときに

見えた彼の本音





特に忘れられない出来事があります。



ある日、私は彼の車に

常備薬を忘れてしまいました。


その薬がないと眠れません。



彼に連絡すると、返ってきたのは、

「面倒くさいな〜」

という言葉でした。



彼の家は隣の市です。


私は仕方なく、

「それなら、最寄りの駅に取りに行こうか?」

とまで言いました。




しばらくして、玄関のドアポストから

「カタン」という音がしました。



見に行くと、

薬の入ったポーチだけが置かれていました。




彼は顔も見せず、

そのまま帰っていったのです。



私はポーチを見つめながら、

なんとも言えない虚しさを感じました。






■愛し続ければ変わる…

は幻想だった




私は、こんなふうに

否定される出来事が積み重なっても、

彼を愛し続けようとしていました。




それは、かつて確かに

愛された記憶があったからです。




旅行をして、笑い合って、

たくさんの時間を共有した――。



その思い出が、心の奥に

強く残っていました。




だから私は、

「いつかまた昔のように

戻れるかもしれない」


と信じていたのです。




でも、結局、一方的に愛し続けても、

私だけがすり減っていきました。




今振り返ると、それは「愛」というより、

「執着」になっていたのかもしれません。






■12年の恋に、

ようやく終止符を打てた




最終的に私は、彼の本音を聞き出し、

自分自身でも納得した上で、

12年の関係に終止符を打ちました。




彼と過ごした楽しい日々は、

今でもふと心を疼かせます。




でも、「終わった」と

自分でしっかり認めたからこそ、

私は今、新しい出会いへ

向かおうと思えるのです。




過去を美化し続けるのではなく、

これからは、

自分を大切にしてくれる人との

未来を選びたい。



過去の体験から今は、そう願っています。 










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